他人(ひと)の話を聞いて

今週行われた勉強会に、お客様が来てくださいました。

仕事以外で会うのがなかったのでちょっと新鮮でした。

その中で、こんなことしたりこんなことを私はやっていこうと思っているんですよと

話してみると、「なら、うちでどんどん試してみてください」という答えが・・・。

あたりまえだけど、ほとんど発信してなかったから仕方ないんだけど、伝わっていないんだ!!と実感。(あねご通信早く復活しなければ・・・)

どうも宣伝みたいでどこか躊躇する自分があったのですが発信することの大切さを目の当たりにしました。

中小企業って、広告が弱いってよく言われますよね。商品がどうのこうのって言う前に知られていないというのが致命的になってたりする可能性がある。

その中で発表者だった、中田工芸さんのハンガーも知らなかったら絶対購入しないでしょう。




だけど、話を聞いてみると購入したくなる。購買意欲を湧かせる手法も大切ですよね。


新事業・新商品販売

今日は、一倉先生の「新事業・新商品販売」から少し書いてみます。

一倉先生は天動説はいけないとよく書かれています。天動説とは、たとえば、

1、新しい商品ができた!!

2、これはすばらしい(社長が思っている)

3、売れるはずだ。問屋が扱ってくれるはず。

というような考え方のことです。

天動説の本来の意味は、地球が宇宙の中心に静止し、他のすべての天体が地球の周りを回っているという説(yahoo百科事典より)、のこと。

ビジネスに言いかえると、自分中心と言うことでしょうね。

作れば売れる、広告をうてばみんな見てくれるといった考え方を、よくよく一倉先生はだめだとおっしゃっています。

顧客の要求を知り、これを満たすことこそ新事業を成功に導く。新事業の本当の難しさは販売にある。市場原理に基づく市場戦略と蛇口作戦こそ必須の要件である。

自分自身に言われているようで、頭がいたいのですが、モゴモゴ市場原理に基づく市場戦略には、つくづく考えさせられます。もちろん、販売も苦手なんだけど・・・(汗・汗)

MGでもそうですよね。(MGとは、マネジメントゲームの事です)

血みどろの市場、レッドオーシャンは非常に厳しい。体力勝負になることは必須!

限りなく地域を絞って集中戦力投下をするのか、(→集中戦力投下することで、先発に負けない力を発揮するため)

競争の無い新市場であるブルーオーシャンを探すのか?どちらの戦略をとるのか?経営者の腕の見せ所なんでしょうが、私はやっぱり競争は苦手だなぁ・・・。

苦手なら、苦手の作戦を考えないといけませんよね。ラブラブ
ここが、頭の使いどころなんでしょう!






稲盛和夫さんの実学から

今日は、ちょっと方向転換して京セラの稲盛和夫さんの実学から思ったことを書きます。2〜3ヶ月前に読んだ本ですがサブタイトルが「経営と会計」となっています。


内容は簡単に言うと、
1.経営者が数字がわからんでどうするんだ!→経営の結果は数字で表されるのに分からないとは何事だ!!

2.数字を利用した全員経営
 ということとだと思います。

では、、みなさん!簿記って何だと思います?

簿って言うのは、物事を記録しておくために紙をとじた冊子、帳面と言う意味がある漢字です。次に記って言うのは書いて残すと言うことです。ちなみに事実をしるすものという意味もあります。

つまり、物事を記録して残すということなんですよね。そして、会社で言えば、お金の動きに合わせて取引を記入していくことになります。

そのルールが 簿記。たとえば、お酒屋が売るためのビールを買ってきた。となると

この取引を分解すると、ものを買ってきた、仕入れたいう行為とお金を支払ったという行為に分解できます。それを記号的にあらわすと次のようになります。

(借) 仕入  500 /  (貸) 現金 500 ←左が、取引を表して、右がお金の動きを表しています。ニコニコ

このように、お金の動く取引を一定のルールで記録することが簿記では仕訳をすると言います。

逆にこの仕訳をみると、どんな取引をいくらでおこなったのかが分かるのですね。会社の取引はこれ以外にもいろいろあります。そんな取引を記録する手段が簿記となるわけです。


私も、こんなことあたりまえやん!と思っていたのですが、会社の取引・行為を正しく記録して集計するためには、工夫が必要なんですね。
簿記から会社の状態を判断するためには、逆に会社の取引行為をきっちりあらわせるようにしてあげないといけないと言うことです。

というのも、別に期末になって領収書、や通帳をみて一生懸命、会計ソフトに入力して(簿記の仕訳をして)作り上げることはできます。

でも、それで意味あるの?と言うことです。また、適正な会計基準が真の会社の状況をあらわしているのか?というとそうではない部分もあるわけです。

じゃぁ、どうするの?ということになるわけです。稲盛さんの言葉で言うと

「原理原則に従って物事の本質を追求して、人間として何が正しいかで判断する」まだまだ、工夫のしがいがありそうですね。

おまけ:税理士と言う職業をしながら、簿記って何?って聞かれたときにすぐに答えられなかったんですが(なさけない)、それから今やっている仕事を見つめなおすことができました。

お〜感謝!!てれちゃう



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